リハビリパンツとテープ式おむつは、どちらも介護で使われる紙おむつですが、向いている人が違います。
結論からいうと、歩ける方・トイレに行ける方はリハビリパンツ、寝たきりの方・介助量が多い方はテープ式おむつが向いています。
合わない種類を選ぶと、漏れや交換のしにくさ、介護する側の負担につながることがあります。
この記事では、リハビリパンツとテープ式おむつの違い、向いている人、迷ったときの選び方をわかりやすく解説します。
リハビリパンツとテープ式おむつの違い
リハビリパンツとテープ式おむつの大きな違いは、本人がどのくらい動けるかです。
| 比較項目 | リハビリパンツ | テープ式おむつ |
|---|---|---|
| 向いている人 | 歩ける・立てる方 | 寝たきり・介助量が多い方 |
| 使い方 | 下着のようにはく | 寝たまま装着する |
| 交換方法 | 立った状態でも交換しやすい | ベッド上で交換しやすい |
| 動きやすさ | 動きやすい | 動きには不向き |
| 介助のしやすさ | 軽い介助向け | 介助量が多い方向け |
どちらが優れているというものではなく、本人の身体状況に合っているかが大切です。
リハビリパンツが向いている人
リハビリパンツは、下着のようにはいて使うタイプの介護用品です。
次のような方に向いています。
- 一人で歩ける
- 介助があれば立てる
- トイレに行ける
- 日中に動くことが多い
- 下着に近い感覚で使いたい
リハビリパンツは、自分で上げ下げしやすいため、本人の自立を保ちやすいのが特徴です。
リハビリパンツの基本的な選び方はこちらで解説しています。
テープ式おむつが向いている人
テープ式おむつは、寝たまま交換しやすいタイプのおむつです。
次のような方に向いています。
- 寝たきりの時間が長い
- 立つのが難しい
- ベッド上で交換することが多い
- 介護者が交換する
- 夜間の漏れが気になる
テープ式おむつは、身体を横に向けながら装着できるため、ベッド上での介助に向いています。
一方で、歩ける方に使うと動きにくく感じることがあります。
迷ったらどっちを選ぶ?
迷った場合は、「本人がどのくらい動けるか」を基準にすると選びやすくなります。
| 本人の状態 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 一人で歩ける | リハビリパンツ |
| 介助があれば歩ける | リハビリパンツ |
| 立つのが難しい | テープ式おむつ |
| 寝たきり | テープ式おむつ |
| 昼は歩けるが夜は介助が必要 | 昼はリハビリパンツ、夜はテープ式も検討 |
日中と夜間で状態が変わる場合は、昼と夜で使い分けても問題ありません。
昼用と夜用のおむつの違いはこちらで解説しています。
尿取りパッドは併用するべき?
リハビリパンツやテープ式おむつは、尿取りパッドと併用することが多いです。
尿取りパッドを使うと、汚れたパッドだけを交換できるため、おむつ本体を毎回交換するより負担を減らしやすくなります。
| 使い方 | 特徴 |
|---|---|
| おむつのみ | 短時間使用や尿量が少ない方向け |
| おむつ+尿取りパッド | 交換しやすく、介護負担を減らしやすい |
| おむつ+高吸収パッド | 夜間や長時間交換できない場面向け |
尿取りパッドは、吸収量や性別、昼用・夜用によって選び方が変わります。
尿取りパッドの選び方はこちらで詳しく解説しています。
よくある失敗
歩ける方にテープ式おむつを使う
歩ける方にテープ式おむつを使うと、動きにくさや違和感につながることがあります。
トイレに行ける方であれば、リハビリパンツの方が使いやすい場合があります。
寝たきりの方にリハビリパンツを使う
寝たきりの方にリハビリパンツを使うと、交換時に身体を大きく動かす必要があり、介護する側の負担が増えることがあります。
ベッド上で交換することが多い場合は、テープ式おむつの方が向いています。
サイズが合っていない
サイズが大きすぎるとズレや漏れ、小さすぎると締め付けや不快感につながります。
ウエストだけでなく、足まわりのフィット感も確認しましょう。
尿取りパッドを併用していない
尿量が多い場合や交換回数が多い場合、おむつ本体だけで対応するとコストや介護負担が増えやすくなります。
尿取りパッドを併用すると、交換しやすくなることがあります。
関連記事
リハビリパンツについて詳しく知りたい方へ
尿取りパッドとの組み合わせを知りたい方へ
昼用・夜用で迷っている方へ
まとめ
リハビリパンツとテープ式おむつは、本人の身体状況に合わせて選ぶことが大切です。
- 歩ける・立てる方はリハビリパンツ
- 寝たきり・介助量が多い方はテープ式おむつ
- 昼と夜で状態が違う場合は使い分けも検討する
- 尿取りパッドを併用すると交換しやすくなる
迷った場合は、「本人がどのくらい動けるか」を基準にすると選びやすくなります。
本人の状態や介護する側の負担も考えながら、無理なく使えるものを選びましょう。





コメント