「朝起きるとおむつが漏れている」「夜中に何度も交換している」「布団やシーツの洗濯が大変」と悩んでいませんか。
夜間は日中と違い、長時間おむつを交換できないことがあります。そのため、昼用おむつと同じ感覚で選ぶと、吸収量が足りずに漏れてしまうことがあります。
夜用おむつは、就寝中の長時間使用を前提に作られた大人用おむつです。昼用よりも吸収量が多く、夜間の漏れ対策や介護負担の軽減に役立ちます。
この記事では、夜用おむつの特徴、昼用との違い、漏れる原因、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
夜用おむつとは?
夜用おむつとは、就寝中など長時間交換しにくい場面で使うことを想定した大人用おむつです。
日中は数時間ごとに交換できても、夜間は6時間以上交換できないこともあります。そのため、夜用おむつは昼用よりも吸収量が多く、漏れにくい設計になっています。
特に、朝まで漏れずに過ごしたい方や、夜間の介護負担を減らしたい方に向いています。
夜用おむつが必要な人
次のような場合は、夜用おむつを検討するとよいでしょう。
- 朝起きるとおむつが漏れている
- シーツや布団を汚してしまう
- 夜中に何度も交換している
- 介護者の睡眠不足が続いている
- 夜間の尿量が多い
- 昼用おむつでは吸収量が足りない
夜間の漏れは、本人の不快感だけでなく、介護者の負担にもつながります。洗濯や着替えの回数が増える場合は、夜用おむつや夜用尿取りパッドを組み合わせることで改善しやすくなります。
夜用おむつと昼用おむつの違い
夜用おむつと昼用おむつの違いは、主に吸収量と使用時間です。
| 比較項目 | 昼用おむつ | 夜用おむつ |
|---|---|---|
| 重視するポイント | 動きやすさ・薄さ | 吸収量・漏れにくさ |
| 吸収量 | 標準 | 多い |
| 厚み | 薄め | 厚め |
| 向いている場面 | 日中の活動時 | 就寝中・長時間交換できない時 |
| 交換のしやすさ | こまめに交換しやすい | 長時間使用を想定 |
昼用おむつは、起きている時間の動きやすさを重視しています。一方で夜用おむつは、寝ている間の長時間吸収を重視しています。
そのため、昼は昼用、夜は夜用と使い分けることで、快適さと安心感の両方を得やすくなります。

夜用おむつを使うメリット
朝まで漏れにくくなる
夜用おむつは吸収量が多いため、昼用おむつよりも朝まで漏れにくくなります。
特に尿量が多い方や、夜間に長時間交換できない方には大きなメリットがあります。
夜間の交換回数を減らせる
夜中に何度もおむつ交換をしていると、本人も介護者も十分に眠れません。
夜用おむつを使うことで、夜間の交換回数を減らしやすくなります。
洗濯や片付けの負担を減らせる
おむつ漏れが起こると、シーツや布団、衣類の洗濯が必要になります。
夜用おむつで漏れを防ぎやすくなれば、洗濯や片付けの負担も軽くなります。
夜用おむつを使っても漏れる原因
夜用おむつを使っていても、必ず漏れないわけではありません。漏れる場合は、商品そのものよりも使い方やサイズが原因になっていることがあります。
サイズが合っていない
おむつが大きすぎると、足回りや腰まわりにすき間ができて漏れやすくなります。
反対に小さすぎると、締め付けが強くなり、正しく装着できないことがあります。
ギャザーが立っていない
足回りのギャザーが内側に折れたままだと、横漏れしやすくなります。
装着後は、ギャザーがしっかり立っているか確認しましょう。
吸収量が足りていない
夜間の尿量が多い場合、夜用おむつだけでは吸収量が足りないことがあります。
その場合は、夜用の尿取りパッドを併用すると安心です。
装着位置がずれている
おむつの中心がずれていると、吸収体に尿がうまく当たらず漏れやすくなります。
特に寝返りが多い方は、装着位置のズレに注意しましょう。

夜用おむつの選び方
吸収回数で選ぶ
夜用おむつには、「4回吸収」「6回吸収」など、吸収量の目安が表示されている商品があります。
夜間に漏れる場合は、今使っている商品よりも吸収量が多いタイプを検討しましょう。
パンツ式かテープ式かで選ぶ
自分で歩いたりトイレに行ける方には、パンツ式が使いやすいです。
寝ている時間が長い方や、介護者が交換する場合は、テープ式の方が交換しやすいことがあります。
尿取りパッドと組み合わせる
夜間の尿量が多い場合は、夜用おむつだけでなく尿取りパッドを組み合わせる方法もあります。
尿取りパッドを使うと、おむつ本体の交換回数を減らしやすくなり、介護の負担軽減にもつながります。

夜用おむつで迷ったときの考え方
夜用おむつで迷ったときは、まず「何に困っているか」を整理しましょう。
| 困りごと | 見直すポイント |
|---|---|
| 朝に漏れている | 吸収量を増やす・夜用パッドを併用する |
| 横漏れする | サイズ・ギャザー・装着位置を確認する |
| 夜中の交換が大変 | 長時間吸収タイプを選ぶ |
| 本人が動きにくそう | 厚すぎないタイプやパンツ式を検討する |
吸収量だけで選ぶのではなく、本人の動きやすさ、介護者の交換しやすさ、夜間の尿量を合わせて考えることが大切です。
夜用おむつと尿取りパッドは併用してもいい?
夜用おむつと尿取りパッドは併用できます。
特に夜間の尿量が多い方は、夜用おむつだけでは足りないことがあります。その場合、尿取りパッドを使うことで吸収量を補いやすくなります。
ただし、パッドを重ねすぎるとフィット感が悪くなり、かえって漏れやすくなることがあります。基本は、商品説明に合った使い方を守ることが大切です。

夜用おむつは昼間に使ってもいい?
夜用おむつを昼間に使うこと自体はできます。
ただし、夜用おむつは吸収量が多い分、昼用より厚みがある商品も多いです。そのため、日中に歩いたり座ったりする時間が長い方には、動きにくさや違和感が出ることがあります。
昼間は動きやすさを重視し、夜間は吸収量を重視するのが基本です。
まとめ
夜用おむつは、就寝中の長時間使用を想定した大人用おむつです。
昼用おむつよりも吸収量が多く、朝までの漏れ対策や夜間介護の負担軽減に役立ちます。
ただし、夜用おむつを使っても漏れる場合は、サイズ、ギャザー、装着位置、吸収量を見直すことが大切です。
夜間の尿量が多い場合は、夜用おむつと尿取りパッドを組み合わせることで、より安心して使いやすくなります。


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